外資系企業が求める人材
「外資系企業の採用基準ってなに?」
「外資系に転職するにはどういったポイントを押さえたらいいの?」
このブログを見てくださっている方はこうした点について知りたいのではないでしょうか。今回は外資系の求める人材について紹介したいと思います。
外資系は一部の優秀な人だけがいけるものと思っている方が少なくないですが、実際はまったくそうではありません。日系と採用傾向に違いがあるだけで、行きたければ誰でもチャンスがあります。
以下に外資系企業の求める人材について4点ご紹介します。
外資系の求める人材
-即戦力であること
基本的に外資系企業は日系ほどトレーニング(研修)をやりません。
彼らは名刺交換や、メールの書き方、仕事の計画のたて方など基本的なことを教えずに済む人材を求めているため、社会人経験2- 3年以降が転職のチャンスです。どこで働いているかよりも何をしてきたかを問われるので、有名でない企業から有名外資へキャリアアップ!という例も見ます。ただし、30代後半以降、外資経験なしの状態から転職をすることは難しくなってきます。
-英語力
職種によって、求められるレベルが大きく違いますが、基本的に読み書きは最低限必要です。また、英語で話す必要のないポジションでも面接で少し話させられるということもあります。
これを見ると、「私はダメだ」と思う方もいるかもしれませんが、学生時代の英語のテストと違い、重要なのは英語の知識ではなく、”運用力”です。これは日本で教育を受けている人であれば、1年くらいしっかり勉強すれば身につきます。近いうち英語学習法をテーマに記事を書くつもりです。
-専門性
最近”ジョブ型”採用という言葉をよく聞くようになったので、イメージの湧く方が多いと思いますが、外資はジョブローテーションさせるという考えはあまりなく、人事だったら人事、営業だったら営業で、一分野でのパフォーマンスを求めます。このため、大手日系で10数年、色々な部署で経験しました、という人材は一般的に好まれません。
-コミュニケーションスタイル
コミュニケーション能力ではなく、スタイルとしました。なぜなら外資系が好むコミュニケーションスタイルが一概に優れたコミュニケーション法とは言えないからです。
外資系に勤めている方に怒られそうですが、わかりやすく言えば”陽キャ”が受けます。
面接ではかたくなりすぎず、会話を楽しむくらいの気持ちで臨む方がうまくいくでしょう。
ひとえに外資系といっても企業によって大きく異なるので、上記はあくまでも傾向です。しかし、かなりの企業に当てはまるのじゃないかと思います。
キャリアプランやご転職の参考になれば幸いです。