【一夜漬け】英語面接準備のやり方
英語面接を来週に控えているが、自信がない。いまさら正攻法で英語力を上げる時間はないし…
私の同僚が転職サポートをしている方からこのような悩みを伺いしました。
彼女はマネージャーである私に、何かアドバイスがないか質問してきましたが、英語は普段の研鑽が重要で、付け焼き刃でできることに限りがあります。
とは言え、何かできることはないかと知恵を絞り、彼女にいくつかアドバイスをしました。
今回は、直近で控えている英語面接に備える最善の準備について紹介していきます。
言うまでもなく本来は日々の学習・練習によって準備を進めるべきです。
転職活動を開始してから焦って英語学習を始める方が多いですが、現職に満足して、順風満帆な時(努力をする気が起きないとき)こそ、将来に備えて英語学習をしましょう。
今回の面接準備は飽くまでも邪道で、ゴールは「直近の英語面接をなんとか取り繕い、ベストな方法で誤魔化すこと」です。
英語力を短期間で劇的に伸ばす方法は存在しないので、みなさんが普段から自己研鑽に励み、この記事のページビューが伸びないことを祈ります。
事前練習
英語会話は、勉強というよりもスポーツです。慣れが肝なので、面接までの一週間やそこらで、実力の底上げをすることは諦め、「今持っている力をフルに発揮する」ことを目標にしましょう。仮に本来の力が心許ないものであったとしても、それ未満のパフォーマンスになってしまうのよりはずっとマシです。
これには、事前練習による自信向上が効果的です。
事前練習の具体的な方法は、Skype英会話レッスンなどでの模擬面接です。
iTalkiでもDMM英会話でもなんでもいいので、一対一のレッスンを予約して、面接本番までになるべく多く回数をこなしましょう。
iTalki
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※DMM英会話は月額なので、単発で利用できるiTalkiが個人的にお勧めです。
DMM英会話
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本番の面接内容を完璧に予測するのは難しいですが、英会話の講師に以下のよくある質問を投げかけるように依頼すれば、とりあえず安心と思います。
- これまでの経験
- なぜ弊社に応募したか。どのような点に興味があるか。
- 転職理由。
- 現職での達成事項。
- 現職で苦労した点と、それに対してどのように行動したか。
想定質問への回答準備
次に、面接で話すことの準備です。
お勧めは、想定質問への回答の準備です。一旦英語で回答準備することで、本番前にわからない単語に遭遇できます。
英語面接では、仕事に関する専門用語や、名詞が出てこず、パニックになるケースが多いため、これらを回答準備を通してカバーしておくと安心です。
ただし、これらの想定質問の回答は、「準備を通してのボキャブラリーのチェック」と、「要点を押さえる」に留め、全文丸暗記しないようにしましょう。
以下が理由です。
- 文章を読んでいる感じに聞こえてしまう
- 忘れた時にパニックになる
- 想定した質問以外への回答が目立って稚拙になる
小学生に戻る
賢い人ほど英語面接に苦労する傾向があります。
普段使う日本語の単語や表現のレベルが高いためです。
この高レベルの日本語を英語に翻訳するのは厳しいため、思い切って話したいことを超単純化して、小学生レベルまで落としましょう。
英語面接で面接官が重視しているのは、1. コミュニケーション可能であるか、2.仕事がちゃんとできるか、の二点です。英語が流暢であれば尚可ですが、急場しのぎの英語面接準備では、何かを犠牲にする必要があります。そこで、犠牲にすべきは、高度で知的なコミュニケーションです。
「小学生レベルの英語で内容を押さえる」>>>> 「難しい単語や表現を使っているが、不自然なコミュニケーションで誤解だらけ」
※英語が流暢な人は、英語で考えたことを英語で話すため、元の日本語レベルから影響を受けることは少ないですが、今回は「にわか勉強法」のため、日本語から翻訳しながら話す必要がある前提となっています。
また、日本はハイコンテクストな文化で普段から抽象表現をしたり、行間を読ませたりに慣れているため、英語で外国籍の面接官と話す時は、敢えて一見わかりきったことをシンプルに言う子供のような話し方の方がフィットすることもあります。
コレ一枚でわかるハイコンテクストとローコンテクスト
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沈黙を埋める言葉
前述の通り、難しく考えて言葉が出ずに黙り込むくらいなら、簡単な表現でも良いので会話を成立させる方が賢明です。しかし、沈黙を恐れすぎてもいけません。母語での面接ですら、どう答えようか考え込むシーンはあります。ましてや外国語であれば当然で、面接官も理解しています。
しかし、黙り込む時間が長くなれば長くなるほど、あなたの感じるプレッシャーは肥大化していき、その後のパフォーマンスにも影響を及ぼすでしょう。
そこで、沈黙を埋める表現を使いましょう。以下の中から2, 3個覚えて、考える時間が必要になるたびにボソッと呟き時間を稼ぎましょう。
- Hmm…
- Let me think…
- Well, where should I start?
- That is an interesting question.
- Well, how should I put this?
- What’s the best way to put this?
- How should I say this simply?
- I have to think about that.
- I can’t think of any good examples off the top of my head.
いかがでしたでしょうか。
ふざけた内容に見えますが、にわか準備には正攻法は有効ではありません。
上記のような準備をしなくても済むよことを願っておりますが、いざという時にはご参考にしてください。
以下に面接対策関連のリンクをご紹介します。よろしければご参照ください。
失敗しない面接対策 – 情報収集編
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失敗しない面接対策 – 内容対策編
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Web面接対策で押さえるべき点
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